日頃、私が大切していること、それは社員を幸せにすることです。タニコーの強みであるお客様視点、ものづくりや安全・安心へのこだわり、そのいずれもが“ 人に宿る思い”を起点としています。つまり、社員の幸せが、タニコーに関わるすべての人〜お客さま、お取引先さま、株主の皆さまの幸せにつながるという確信があるからです。
その前提となるのは、当然のことながら企業としての成長です。ただし、社員個々がその成長を実感し、理解し、自分ごととして捉えられるような、緩やかかつ永続的な歩幅で進まなければ、企業は生命力を失います。個の想いが集団の想いと一致すること。そこで初めて、お客さまの求めるものに応え、新たな価値を生み出すポジティブな力が生まれるのであり、それを実現し続けたからこそ、現在のタニコーがあるのです。
そんな私たちが、いま果たすべき役割とは何でしょうか。折しも、社会は人口減や少子高齢化で消費構造が大きく変わり、新たなビジネスが生まれる変化のときを迎えています。これは、タニコーの“ ポジティブな社員力” が真価を発揮する最適な時代と言えるでしょう。変化をチャンスと捉え、新たなマーケットの開拓に挑戦するイノベーターの良きパートナーとなる。私たちタニコーは、そんな「創るを支える会社」を目指しています。
タニコー株式会社
代表取締役社長 谷口 秀一